【正直に解説】腸もみのメリット・デメリット!向き不向きと上手な付き合い方

【正直に解説】腸もみのメリット・デメリット!向き不向きと上手な付き合い方

「腸もみって気持ちよさそうだけど、デメリットはないの?」

「痛かったり、かえって体に負担がかかったりしたらどうしよう」

新しいケアを始める前に、良いところだけでなく、気をつけたいところも知っておきたいもの。

この記事では、腸もみのメリットとデメリットを並べて比べ、向いている人・向かない人、デメリットを小さくする付き合い方まで正直にお伝えします。

先に結論をお伝えすると、腸もみは道具がいらず、手を当てる時間がほっと落ち着くケア。
一方で、強さをまちがえると痛い、体感に個人差がある、受けられない人がいる、といったデメリットもあります。

武田

武田

私はサロンでも講座でも、良いところだけでなく「合わない方もいます」と必ずお伝えしています。納得して始めていただくことが、長く続けるいちばんの近道。

この記事の執筆者
武田 貴美江

武田 貴美江

腸セラピー・腸もみサロン「緩(ゆるり)」主宰/腸セラピスト養成講座 講師

セラピスト歴27年以上。8,000人以上の健康をサポートし、150人以上の腸セラピストを育成。著書『神秘の小腸力』。

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腸もみのメリット・デメリットを先に結論!ひと目でわかる比較表

腸もみのメリット・デメリットを先に結論!ひと目でわかる比較表

まずは、腸もみのメリットとデメリットを表で見比べてみましょう。

腸もみのメリット腸もみのデメリット
道具もお金もかけず、自分の手でできる強く押すと痛い・揉み返しが出ることがある
手を当てる時間がリラックスになる体感には個人差があり、変化を感じにくい人もいる
お腹の状態に気づくきっかけになる続けないと実感しにくく、手間に感じることも
家族と一緒にできる触れあいのケアになる受けられない人・避けたいタイミングがある
サロンならプロの手にゆだねられる施術のあとにだるさや眠気を感じることがある

腸もみは医療ではないため、病気を治したり、効果を約束したりするものではありません。

そのうえで、心地よいセルフケアとしてどう付き合うかを考えていきましょう。

そもそも腸もみとは?

腸もみは、お腹の上から手のひらや指の腹で腸のあたりにやさしく触れ、なでたり軽く押したりするケアです。
サロンで受ける方法と、自分や家族に行うセルフケアの方法があり、どちらも力で揉みほぐすものではありません。

基本の考え方や小腸・大腸の位置は、腸もみの基本と腸セラピーとの違いで整理しました。

この記事では、腸もみを始めるかどうかを判断するための材料に絞ってお話しします。

腸もみのメリット!よく聞かれる4つの良さ

まずは、腸もみを続けている方からよく聞かれる良さを見ていきます。

1. 道具もお金もかけず、自分の手でできる

セルフの腸もみに必要なのは、自分の手と数分の時間だけ。

布団の上でも、お風呂上がりのソファでも、思い立ったときに始められます。

2. 手を当てる時間そのものがリラックスになる

温かい手をお腹に当てて、ゆっくり息を吐く。

それだけで肩の力がふっと抜けると感じる方は少なくありません。

忙しい毎日のなかで、自分の体に意識を向ける小さな休憩時間にもなるでしょう。

3. お腹の状態に気づくきっかけになる

毎日触れていると、「今日はかたい」「冷たい」「張っている」といった変化に気づけるようになります。

お腹の様子を知ることは、食事や睡眠を見直すきっかけにもつながります。

体の小さなサインに自分で気づけるのは、セルフケアならではの良さでしょう。

4. 赤ちゃんから高齢の家族まで、触れあいのケアになる

やさしく触れるケアなので、力加減を変えれば子どもや高齢の家族にもしてあげられるのが特徴です。

「お腹さわってもいい?」と声をかけ合う時間は、家族のコミュニケーションにもなります。

「すっきりした」「温かくなった」など、腸もみのあとによく聞かれる体感は腸もみの効果と体感の解説でくわしく紹介しています。
感じ方には個人差があります。

腸もみのデメリット!知っておきたい5つと小さくするコツ

腸もみのデメリット!知っておきたい5つと小さくするコツ

ここからは、腸もみのデメリットと、それぞれを小さくするコツをお伝えします。

1. 強く押すと痛い・揉み返しが出ることがある

「強く押したほうが効きそう」と力を入れすぎると、痛みやあとに残る違和感の原因になります。

強さは「気持ちいい」と感じる手前が目安で、指先を立てずに指の腹全体で触れるのがコツ。

正しい手順は押す位置と順番がわかる腸もみのやり方で確かめてみてください。

2. 体感には個人差があり、変化を感じにくい人もいる

腸もみの感じ方は人それぞれで、すぐに変化を感じる方もいれば、そうでない方もいます。

「何かが変わるはず」と期待しすぎると、変化を感じないときにがっかりしてしまうもの。
手を当てて心地よいかどうかを基準にすると、気持ちが楽になります。

3. 続けないと実感しにくく、手間に感じることも

1回だけで大きく何かが変わるものではないため、続ける手間をデメリットと感じる方もいます。

「寝る前に3分」のように時間を短く決めておくと、負担なく続けやすくなるでしょう。

頻度の目安はセルフ腸もみの頻度と続け方のコツにまとめました。

4. 受けられない人・避けたいタイミングがある

  • 妊娠中・産後まもない方、お腹の手術後まもない方
  • お腹の病気で通院中の方(主治医に相談)
  • 食後すぐ・お酒を飲んだあと・発熱や強い腹痛がある日

こうした場合は、腸もみを控えるか、医師に相談してからにしましょう。

くわしい線引きは、腸もみをしてはいけない人とタイミングで解説しています。

5. 施術のあとにだるさや眠気を感じることがある

腸もみのあと、体がゆるんで眠くなったり、少しだるく感じたりする方もいます。

施術を受ける日は、予定を詰めこみすぎず、水分をとってゆっくり過ごすのがおすすめです。

体の変化との付き合い方は、腸もみのあとの体の変化との向き合い方を参考にしてください。

腸もみが向いている人・向かない人と、セルフ・サロンの選び方

腸もみが向いている人・向かない人と、セルフ・サロンの選び方

腸もみが向いている人

  • お腹の張りや冷えが気になり、自分でできるケアを探している
  • 寝る前など、ほっとひと息つく時間がほしい
  • 家族のお腹にやさしく触れてあげたい
  • 強い刺激より、やさしいケアが好き

腸もみが向かない人・先に受診したい人

お腹に触れられること自体が苦手な方は、無理に続ける必要はありません。

くすぐったさや緊張が強い場合は、服の上から手のひらを当てるだけでも十分です。

また、血便や黒い便、強い腹痛、理由のわからない体重減少などがある方は、腸もみより先に医療機関を受診してください。

セルフとサロン、それぞれのメリット・デメリット

項目セルフの腸もみサロンの腸もみ
費用かからないかかる(緩では30分3,500円・60分7,000円・税込)
強さの調整自分で加減しやすいプロが体調を確かめながら調整
続けやすさ毎日少しずつ続けやすい予約や通う時間が必要
リラックス感自分のペースで行えるすべてをゆだねて休める

毎日のセルフケアを基本にして、ときどきサロンでプロの手を体験する、という使い分けもおすすめです。

サロンでの施術の流れはサロンで受ける腸セラピーの仕組みで紹介しています。

デメリットを知って安全に触れるのが、プロの仕事

腸もみのデメリットの多くは、強さの加減と、受けてはいけない人の見きわめで小さくできます。

武田

武田

講座でも、最初に学んでいただくのは「力でもまない」ことと「施術してはいけない方を見きわめる」こと。デメリットを知っているからこそ、安心して人のお腹に触れられるのです。

人のお腹に触れる仕事に興味がわいたら、腸セラピストの仕事内容と向いている人ものぞいてみてください。

腸もみのメリット・デメリットについてよくある質問

腸もみの良いところ・気をつけたいところについて、よくいただくご質問にお答えします。

腸もみに危険性はありますか?体に悪いことがないか心配です

やさしく触れる範囲であれば、強い刺激のあるケアではありません。

ただし、強く押しすぎることや、控えたい人・タイミングに行うことは負担になるおそれがあります。

持病のある方は、始める前に主治医に相談してください。

腸もみが痛いのは、効いている証拠だと考えていいのでしょうか?

痛みは、効いている証拠ではありません。

痛いと感じたら力が強すぎるサインなので、すぐに弱めるか、なでるだけに切り替えましょう。

軽く触れても強く痛む場合は、中止して医療機関に相談してください。

腸もみを毎日続けることに、何かデメリットはありますか?

やさしい強さで短い時間なら、毎日続けても負担になりにくいケアです。

体調がすぐれない日は、無理せずお休みすることも大切にしてください。

腸もみをすれば、体重を落としてやせることはできますか?

腸もみは、体重を減らすことを目的としたケアではありません。

「お腹がすっきりした」という声はありますが、食事や運動と組み合わせた毎日の習慣のひとつとして考えましょう。

お腹まわりの整え方は、腸もみとダイエットの関係で解説しています。

腸もみはセルフとサロンのどちらから始めるのがよいですか?

まずはセルフで、寝る前にお腹に手を当てるところから始めてみるのがおすすめです。

強さの感覚がつかめないときは、一度サロンでプロの手を体験すると、セルフのコツも分かりやすくなります。

腸もみのメリット・デメリットを知って自分に合う付き合い方を

腸もみのメリット・デメリットを知って自分に合う付き合い方を
  • メリットは、手軽さ・リラックス・お腹への気づき・家族との触れあい
  • デメリットは、強すぎると痛い・体感の個人差・続ける手間・受けられない人がいること
  • デメリットの多くは、強さの加減とタイミングの見きわめで小さくできる
  • セルフを基本に、必要に応じてサロンを組み合わせる

メリットとデメリットの両方を知っておけば、腸もみは怖いものではなく、自分で選べるケアになります。

まずは今夜、温めた手をお腹に当てて、深呼吸を3回するところから始めてみてください。

武田

武田

良いところも、気をつけたいところも知ったうえで。あなたのペースで、お腹にやさしく触れてあげてくださいね。

「自分の手で、誰かの役に立てたら」

その気持ち、本物にしませんか。

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この記事を書いた人

武田 貴美江

武田 貴美江

セラピスト歴は27年以上。腸セラピーサロン「緩(ゆるり)」を開業し、これまで8,000人以上の健康をサポート。腸セラピスト養成講座では150人以上の腸セラピストも育成。著書に『神秘の小腸力』があります。SNSでは腸に関する情報も発信中✉️✨

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