【腸のプロが教える】腸活におすすめの飲み物6選!選び方と控えたいドリンク

【腸のプロが教える】腸活におすすめの飲み物6選!選び方と控えたいドリンク

「腸活に飲み物を取り入れたいけれど、何を選べばいい?」「コンビニやスーパーで毎日選べるドリンクを知りたい」

そんな疑問に応えるのが、この記事です。

結論からお伝えすると、腸活の飲み物は「お腹を温める」「菌をとる」「菌のエサをとる」の3つの軸で選ぶのが基本。

特別なものではなく、白湯・お茶・甘酒・ヨーグルトドリンクなど、身近なドリンクがいちばん続けやすい味方になります。

この記事では、腸活におすすめの飲み物6選と、飲むタイミング・量の目安、控えめにしたい飲み物、毎日続けるための選び方をやさしくお話しします。

武田

武田

「結局、何を飲めばいいの?」と聞かれたとき、私がまずお伝えするのは「身近な飲み物を毎日少しずつ」ということ。サロンでよく出る迷いどころもまじえながら、選び方をお話ししていきましょう。

読み終わるころには、「今日からマグカップに何を入れたいか」が、ちゃんと自分の中で見えているはずです。

この記事の執筆者
武田 貴美江

武田 貴美江

腸セラピー・腸もみサロン「緩(ゆるり)」主宰/腸セラピスト養成講座 講師

セラピスト歴27年以上。8,000人以上の健康をサポートし、150人以上の腸セラピストを育成。著書『神秘の小腸力』。

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目次Outline

腸活におすすめの飲み物とは?選び方は「温める・菌・エサ」の3つの軸

腸活におすすめの飲み物とは?選び方は「温める・菌・エサ」の3つの軸

はじめに、「どんな飲み物を選べばいい?」という基本を、ざっくりつかんでおきましょう。

全体像が見えると、コンビニやスーパーでの選び方がぐっと迷わなくなります。

  • 腸活の飲み物を選ぶ3つの軸
  • 「冷たい」より「常温〜温かい」を意識
  • 腸活の飲み物と水分量の考え方
  • 水分をこまめにとる1日の区切り方
  • 季節ごとの飲み物の選び方

腸活の飲み物を選ぶ3つの軸

腸活におすすめの飲み物は、3つの軸で選ぶとシンプルです。

軸役割飲み物の例
お腹を温める体の内側からほっと温める白湯・温かいお茶・ハーブティー
菌をとる(プロバイオティクス)発酵の力をとり入れる甘酒・乳酸菌飲料・ヨーグルトドリンク
菌のエサをとる(プレバイオティクス)食物繊維やオリゴ糖を届けるピュアココア・無調整豆乳・野菜のスムージー

お腹を温める軸は1日を通して、菌をとる軸と菌のエサの軸は1日1回ずつを目安にすると、組み合わせて取り入れやすくなります。

コーヒーや緑茶は嗜好品として、メインの腸活ドリンクとは別枠で考えてください。

「冷たい」より「常温〜温かい」を意識

腸活の飲み物は、「常温〜温かい」を基本にするのがおすすめ。

武田

武田

冷たい飲み物ばかりだと、お腹がひんやりしやすいと感じる方が多いので、夏場でも常温の水や冷ましたお茶を選ぶのがおすすめ。氷入りのドリンクは、ご褒美タイムだけにするくらいのスタンスでどうぞ。

飲み物腸活のキーワードは「常温」「発酵」「身近」の3つ。
特別な海外飲料を探すより、日本のスーパーで普段から買える飲み物を選ぶのが、続けるコツになります。

お腹の冷えが気になる方は、腸の冷え対策もあわせてご覧ください。

腸活の飲み物と水分量の考え方

水分が足りないと、便がかたくなりやすいと言われています。

飲み物からとる水分は、1日1.5リットルほどがよく言われる目安ですが、体格や季節、活動量によって変わります。

心臓や腎臓の病気などで水分を制限されている方は、医師の指示にしたがってください。のどがかわく前に、コップ1杯ずつこまめに飲むのがいちばん続けやすい方法です。

水分をこまめにとる1日の区切り方

1日の水分は一度に飲もうとせず、1日を5つほどに区切ってコップ1杯ずつとるのが続けやすい方法です。

区切り飲み物の例
起きてすぐ白湯をコップ1杯
午前中常温の水をマイボトルで少しずつ
昼食温かいお茶や、具だくさんのスープ
午後常温の水や麦茶
夕食のあと麦茶やハーブティーなどノンカフェインの1杯

よくあるのが、「夕方になって、まだほとんど飲んでいないことに気づく」というパターン。

目盛りつきのマイボトルを使い、「お昼までに半分」とゲーム感覚で区切ると、飲み忘れに気づきやすくなります。

白湯・お茶・スープなども水分のうちなので、水だけで数えなくてもかまいません。

季節ごとの飲み物の選び方

季節選びたい飲み物ポイント
春白湯・ハーブティー新生活の緊張をほぐす1杯に
夏常温の水・麦茶冷たいものは少しずつ、汗をかいたらこまめに
秋温かいお茶・甘酒寒暖差にそなえて、温かい飲み物を増やす
冬白湯・ホットココア体の内側から温める時間をつくる

季節に合わせて飲み物を変えると、毎日のマグカップの時間が楽しみになります。

夏でも、冷房の効いた部屋では温かい飲み物を選ぶ日をつくってみてください。

腸活におすすめの飲み物6選と、タイミング・量の目安

毎日のマグカップで選びたい6つのおすすめドリンクを整理しました。

すべてを毎日飲む必要はなく、気になるものから1〜2つ、無理なく取り入れてください。

  1. 白湯(さゆ)
  2. 常温の水
  3. 温かいお茶・麦茶
  4. 甘酒(米麹・ノンアルコール)
  5. 乳酸菌飲料・ヨーグルトドリンク
  6. ピュアココア・無調整豆乳

1. 白湯(さゆ)

いちばんやさしくて、いちばん身近な腸活ドリンクが白湯で、沸騰させたお湯を50度くらいまで冷ましたものです。

朝起きてすぐの一杯は、夜のあいだに冷えた体をやさしく目覚めさせる時間に。

コップ1杯(200ml)を、ゆっくり時間をかけて飲みましょう。

武田

武田

道具も食材もいらず、誰でも今夜から始められる手軽さが何よりの魅力。腸活の入り口として、まずここから始めてみてください。

2. 常温の水

日中のこまめな水分補給には、常温の水がいちばん手軽です。

枕元に1本、デスクに1本、キッチンに1本と、「飲む量を増やす」より「飲める場所を増やす」発想がコツ。

外出時はマイボトルを携帯すると、ペットボトル代の節約にもなって一石二鳥です。

3. 温かいお茶・麦茶

食事のおともには、温かい番茶・ほうじ茶がほっとする一杯。

ただ、ほうじ茶にもせん茶と同じくらいのカフェインがふくまれているので、寝る前は麦茶やハーブティーなどのノンカフェインを選ぶと安心です。

麦茶は季節を問わず飲みやすく、家族みんなで楽しめるのも魅力。急須でじっくり淹れる時間も、心がほどける小さな儀式になります。

4. 甘酒(米麹・ノンアルコール)

日本の伝統的な発酵飲料で、米麹の甘酒はアルコールを含まないので、お子さんから高齢の方まで楽しめます。

朝食のおともや、おやつタイムの代わりとして活躍。

糖質がふくまれるので、小さなコップで1日1杯くらいが目安です。

種類特徴選ぶときのポイント
米麹の甘酒アルコールをふくまない原材料が「米麹・米・水」などシンプルなもの
酒かすの甘酒少量のアルコールをふくむことがある子どもや運転前、お酒を控えている方は避ける
ストレートタイプそのまま飲める小さなコップに注いで1杯分に
濃縮タイプ水やお湯で割って飲む割る量で甘さを調整できる

よくあるのが、「同じ甘酒だと思って買ったら、酒かすのものだった」という失敗。

買う前に、パッケージの原材料とアルコール分の表示を確かめる習慣をつけておくと安心でしょう。

5. 乳酸菌飲料・ヨーグルトドリンク

スーパーやコンビニで手軽に手に入る乳酸菌飲料やヨーグルトドリンクにも、さまざまな種類があります。

選ぶときは、砂糖が控えめなものや無糖タイプを意識し、1日1本を目安にしましょう。

ヨーグルトなどの乳酸菌は、食後にとると胃酸の影響を受けにくいと言われています。お薬を飲んでいる方は、飲み合わせを医師や薬剤師に確認したうえで取り入れると安心です。

6. ピュアココア・無調整豆乳

菌のエサになる食物繊維をとりたいときは、砂糖の入っていないピュアココアがおすすめ。

温めた無調整豆乳や牛乳で溶くと、まろやかで飲みやすくなります。

牛乳でお腹がゴロゴロしやすい方は、無調整豆乳を選ぶのもひとつの方法。オリゴ糖を小さじ1杯加えると、やさしい甘さとともに菌のエサも足せます。

オリゴ糖の取り入れ方は、下の関連記事でくわしく紹介しています。

スムージーやコンブチャを取り入れるときは

野菜や果物のスムージーは食物繊維をとりやすい一方、果物を入れすぎると糖分が多くなりがち。

葉物野菜を多めにし、常温かぬるめで飲むのがおすすめです。

コンブチャ(紅茶きのこ)は、紅茶や緑茶に糖を加えて発酵させた飲み物。市販品は糖分や酸味が強いものもあるので、表示を確かめて少量から試してみてください。

6つの飲み物のタイミングと量の早見表

どの飲み物をいつ取り入れるか、ひと目で見られるよう整理しておきます。

飲み物飲むタイミング目安の量軸
白湯朝起きてすぐコップ1杯温める
常温の水1日を通してこまめにコップ1杯ずつ水分
お茶・麦茶食事のとき・夜は麦茶コップ1〜2杯温める
甘酒朝食・おやつ小さなコップ1杯菌をとる
乳酸菌飲料食後1本菌をとる
ピュアココア・豆乳朝食・おやつカップ1杯菌のエサ

表のなかで「白湯」「常温の水」の2つは1日の土台。

残りは気分や体調に合わせて、楽しみながら選んでください。

「白湯と常温の水の2つだけ続けて、残りから1つだけ楽しむ」くらいのスタンスが、長く続けるコツ。

飲み物を入れかえた1週間のよくある例

6選をどう組み合わせればいいか迷うときは、よくある1週間の入れかえ例を見ると、自分の場面に置きかえやすくなります。

ここでは、デスクワーク中心の40代の方が、冷たいカフェラテ中心の毎日を少しずつ変えていった流れを、よくある例として紹介しましょう。

日変えたことそのときの声
1日目(月)朝のアイスカフェラテの前に、白湯を1杯「白湯は思ったより飲みやすい」
2日目(火)デスクに常温の水を1本置く「置いてあるだけで、気づくと減っている」
3日目(水)昼の冷たいお茶を、温かい番茶に「食後のお腹がほっとする感じ」
4日目(木)15時のカフェラテを、豆乳で溶いたピュアココアに「甘さが足りないので、オリゴ糖を少し」
5日目(金)飲み会の日は、お酒と同じくらい水も「翌朝の重さがいつもと違う気がする」
6日目(土)朝食に米麹の甘酒を小さなコップで「甘いものが欲しい気持ちが落ち着いた」
7日目(日)寝る前に麦茶を1杯飲んで、お腹をなでる「続けられそうなのは白湯と麦茶」

この方が1週間のあとに残したのは、朝の白湯と夜の麦茶の2つだけ。

7日間すべてを続ける必要はなく、「これなら明日もできる」と思えた1杯を残せば十分です。

感じ方には個人差がありますが、1週間ためすと「自分に合う時間帯」と「合わない飲み物」が見えてきます。冷たい飲み物をすべてやめるのではなく、1日1杯ずつ置きかえるのが無理のない進め方です。

表をまねするときは、自分の1日でいちばん冷たい飲み物を飲んでいる場面から、1つだけ選んで置きかえてみてください。

入れかえの途中でつまずきやすいのは、次のような場面。

  • 1日目から全部を変えて、3日目に疲れてしまう
  • 甘酒やココアを「体にいいから」と何杯も飲む
  • 週末に予定が入って、そのまま元の飲み物に戻る
  • 白湯が熱すぎて、ゆっくり飲む時間がとれない

予定が崩れた日は、表の1日目に戻って白湯1杯からやり直せば大丈夫。

白湯が熱すぎるときは、水を少し足して、口に含んでほっとできる温度にしてかまいません。

1週間が終わったら、残した1杯を手帳やスマホのメモに書いておくと、次の週に何を足すかを決めやすくなります。

腸活中に控えめにしたい飲み物と上手な付き合い方

腸活のために「やめる」必要はありませんが、量や時間を意識したい飲み物もあります。

  • コーヒー・緑茶などカフェインの量と時間
  • お酒・甘い炭酸・加糖ドリンクの注意点
  • 飲み物を変えるときによくある失敗
  • 控えたい飲み物との付き合い方の早見表
  • 加糖ドリンクを見分けるラベルの読み方

コーヒー・緑茶などカフェインの量と時間

コーヒーや緑茶、紅茶などには、カフェインがふくまれているもの。

農林水産省のページでは、海外の機関が示すカフェインの摂取量の目安が紹介されています。

カナダ保健省(Health Canada)は、これまでに食品中のカフェインについてレビューした結果から、以下の推奨摂取量(上限)を定めています。

出典:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」

同じページによると、健康な成人の目安は1日400mgまで。

100mlあたりのカフェインは、コーヒーが60mg、紅茶が30mg、せん茶とほうじ茶が20mgとされています。

コーヒーは1日1〜2杯までを目安にし、夕方以降はノンカフェインの飲み物に切りかえると安心です。

コーヒーを飲むなら、空腹時よりも食後に温かい1杯がおすすめ。
「朝は白湯、食後にコーヒー」と順番を決めておくと、飲みすぎも防ぎやすくなります。

お酒・甘い炭酸・加糖ドリンクの注意点

  • お酒:飲む量を決め、飲んだ日はいつもより多めに水や白湯を
  • 甘い炭酸飲料・加糖の缶コーヒー:毎日の習慣にせず、お楽しみの日だけに
  • 加糖の乳酸菌飲料:1日1本までにし、無糖や低糖のものも選ぶ
  • 氷入りの冷たい飲み物の一気飲み:少しずつ、常温に近いものを

糖分が多い飲み物は、知らないうちに量が増えがち。

「毎日飲むもの」と「たまのご褒美」を分けて考えると、無理なく付き合えます。

飲み物を変えるときによくある失敗

よくある失敗見直し方
体によいと聞いて、乳酸菌飲料を何本も飲む1日1本を目安に、無糖や低糖のものを
水を一度にたくさん飲むコップ1杯ずつ、1日に分けて
夜に濃いお茶を何杯も飲む夕方以降は麦茶やハーブティーに
甘酒を水代わりに飲む甘酒は小さなコップ1杯までにする

よかれと思って続けていることが、かえって負担になっている場合もあります。

気づいたところから、少しずつ見直していきましょう。

迷ったときは、白湯と常温の水に戻れば大丈夫。

控えたい飲み物との付き合い方の早見表

飲み物付き合い方のコツ
コーヒー1日1〜2杯、食後に。夕方以降は控えめに
緑茶・紅茶夜はノンカフェインの麦茶やハーブティーに切りかえる
お酒量を決め、水や白湯を一緒に
甘い炭酸・加糖ドリンクご褒美の日だけにする

ゼロにするのではなく、量と時間で上手に付き合うことを大切にしてみてください。

好きな飲み物を楽しむ時間も、心をほっとゆるめてくれる大切なひとときです。

加糖ドリンクを見分けるラベルの読み方

甘い飲み物とうまく付き合う近道は、買う前にパッケージの裏をひと目見るクセをつけることです。

見るところは、原材料名と栄養成分表示の2か所だけ。

  1. 原材料名のはじめのほうに「砂糖」「果糖ぶどう糖液糖」などがないかを見る
  2. 栄養成分表示の「炭水化物」や「糖類」の数字を、ほかの商品と比べる
  3. 数字が「100mlあたり」か「1本あたり」かを確かめる
  4. 「甘さひかえめ」「微糖」は、無糖とは別ものと覚えておく

原材料名は、使われている量の多い順に書かれているのが決まり。

砂糖や果糖ぶどう糖液糖が先頭近くにあれば、甘さの多い飲み物と考えてよいでしょう。

「100mlあたり」の表示なら、500mlのペットボトルは5倍した数字が1本分になります。

表示の言葉読みかえのコツ
無糖甘みの少ない飲み物の目印。毎日の1杯に選びやすい
微糖・甘さひかえめ糖分は入っていることが多い。ご褒美の日の1本に
加糖砂糖などが加えてある。飲む量を決めて楽しむ
ゼロ・カロリーオフ甘みはしっかりあるので、甘い味に慣れすぎないよう量を決める

よくあるのが、「健康によさそう」なイメージで選んだ野菜ジュースやスポーツドリンクが、思っていたより甘かったという声。

同じ棚の2〜3本を手にとって表示を比べるだけでも、選ぶ目は少しずつ育っていきます。

いつもの甘い1本をどう置きかえるかも、例を表にしておきます。

いつもの1本置きかえの例
甘いカフェラテ無糖のカフェラテに、甘さが欲しい日はオリゴ糖を少し
甘い炭酸飲料無糖の炭酸水にレモンをひとしぼり
加糖の紅茶無糖の紅茶か、夕方以降なら麦茶
毎日のスポーツドリンク汗をたくさんかいた日だけにして、ふだんは水や麦茶
野菜ジュース具だくさんの味噌汁や野菜スープ
甘い飲み物を「やめる」と決めると、反動で一度にたくさん飲みたくなる方も少なくありません。表示を見て「今日はこれ1本」と自分で選べたら、それだけで十分な前進です。

ラベルを見る習慣は、飲み物だけでなく、ドレッシングや調味料を選ぶときにも役立ちます。

迷ったときは、同じくらいの値段の中で、糖類の数字がいちばん小さいものを選ぶと決めておくのもひとつの方法。

表示の見方に慣れてきたら、家族の飲み物を買うときにも「これ、甘さはどのくらいかな」と一緒に裏を見てみてください。

腸活の飲み物を毎日続けやすくするための3つのやさしい工夫

腸活の飲み物を毎日続けやすくするための3つのやさしい工夫

ただ飲むだけでなく、「毎日続けたくなる工夫」を添えると、習慣化がぐっとしやすくなります。

これまでの現場で見えてきた、続けやすい人の小さな共通点をお伝えします。

  • マグカップを「腸活専用」にする
  • 飲むタイミングを生活のリズムに紐づける
  • 1週間で1つ新しい飲み物を試す
  • コンビニで選びやすい腸活ドリンク
  • カフェや外食で選ぶ腸活の1杯

マグカップを「腸活専用」にする

お気に入りのマグカップを1つ「腸活専用」と決めるだけで、毎日の飲む時間がご褒美タイムに変わります。

陶器のマグや木のカップなど、触れて心地よい器を選ぶと、飲むこと自体が小さな楽しみに。

形から入ることも、続けるモチベーションにつながります。

飲むタイミングを生活のリズムに紐づける

「朝起きてすぐ」「歯磨きのあと」「お風呂上がり」など、すでにある習慣の前後に飲むタイミングを組み込みます。

朝の白湯、昼の番茶、夜の麦茶やハーブティーと、1日のリズムに飲み物を紐づけてみましょう。

「気が向いたときに飲む」だと続かないので、最初はタイミングを決めてしまうのがおすすめ。スマホのアラームを使うのも手です。

1週間で1つ新しい飲み物を試す

マンネリ防止に、1週間ごとに新しい飲み物を試してみるのも楽しい工夫。

今週は白湯、来週は番茶、再来週は甘酒と、自分の体と相性のいい飲み物を、楽しみながら見つけていきましょう。

コンビニで選びやすい腸活ドリンク

選びたいもの選ぶときのポイント
水・麦茶常温の棚にあるものを
無糖のヨーグルトドリンク砂糖の表示を確かめる
甘酒(米麹)原材料が「米麹・米・水」などシンプルなもの
無調整豆乳砂糖が入っていないもの

外出先でも、「常温・無糖・発酵」を目印に選べば迷いません。

買う前に、栄養成分表示の糖質や砂糖の量をひと目確かめる習慣をつけておくと安心です。

カフェや外食で選ぶ腸活の1杯

外出先でも、「温かい・甘さ控えめ・量が選べる」の3つを目印にすれば、腸活の1杯は選べます。

場面ごとの選び方と、注文するときのひと工夫を、表にまとめました。

場面選びたい1杯ひと工夫
カフェホットのソイラテ、ルイボスティー、カフェインレスのコーヒーシロップは入れず、甘さは控えめに
ファミレス・定食屋温かいお茶、具だくさんの味噌汁ドリンクバーは温かいお茶から選ぶ
居酒屋お酒と一緒に水やお湯(チェイサー)1杯ごとに水を1杯はさむ
自動販売機常温の水、温かいお茶寒い季節は温かい麦茶やお茶を
職場の給湯室白湯、ティーバッグの麦茶自分用のティーバッグを引き出しに
コンビニのイートイン温かいお茶、ホットの無糖コーヒー甘いパンを食べる日は、飲み物を無糖に

カフェでは、サイズを1つ小さくするだけでも、甘さとカフェインの量をおさえやすくなります。

冷房の効いた店内では、夏でもホットを選ぶ日をつくると、お腹がひんやりしにくいと感じる方も多いもの。

友人とのお茶の時間は、我慢するより「1杯目は好きなもの、おかわりは温かいお茶」と決めておくと、気持ちよく楽しめるでしょう。

よくあるのが、「外では何を頼めばいいか分からなくて、結局いつもの甘いアイスラテに」というパターン。注文する前に「温かい・甘さ控えめ」と心の中で唱えるだけで、選ぶものが少しずつ変わっていきます。

外で飲む1杯を変えられたら、家の白湯と合わせて、1日の飲み物の流れが自然に整っていきます。

外で甘い飲み物を頼んだ日も、家に帰ってから白湯や麦茶を1杯飲めば、いつもの流れに戻せるもの。

腸セラピーの視点で、飲み物は「内側から触れる腸活」

腸セラピーの視点で、飲み物は「内側から触れる腸活」

これまでの現場で多くのお客様と向きあってきて思うのは、飲み物腸活が続く方ほど、「飲むこと=自分への小さなご褒美」として捉えていらっしゃるということ。

  • 「飲む」も立派なお腹ケア
  • 飲み物とセルフ腸もみを組み合わせる
  • 6つの飲み物でよく聞くお客様の声
  • 飲み物腸活が続く人・続かない人によくある違い
  • 家族それぞれに合う1杯の選び方
  • 子どもや高齢の家族に合わせる量と時間
  • もっと深く腸活を学びたいなら

「飲む」も立派なお腹ケア

腸活というと食事が中心に語られがちですが、飲み物は「内側から触れるお腹ケア」。

マグカップを両手で包んで、お腹にゆっくり届ける時間は、外側から触れるマッサージとはまた違うセルフケアの時間です。

武田

武田

サロンでも、冷たい飲み物を常温や温かいものに変えたら、お腹に手を当てたときのひんやり感が気にならなくなってきた、と話してくださる方がいます。感じ方には個人差がありますが、毎日の1杯の積み重ねは、お腹に向き合うきっかけになるもの。

飲み物とセルフ腸もみを組み合わせる

  1. 寝る前に、温かい麦茶やハーブティーをゆっくり1杯
  2. 布団に入り、両手をこすって温める
  3. おへそのまわりに手を当て、深呼吸を3回
  4. 時計回りに、お腹をやさしくなでる

内側から温めて、外側から触れる流れは、腸セラピストならではのおすすめの組み合わせです。

手順は寝る前に横になってできる腸もみで紹介しています。

6つの飲み物でよく聞くお客様の声

サロンでは、飲み物を変えたお客様から、こんな声を聞くことがあります。

どれも個人の感想で、同じように感じるとは限りませんが、自分に合う1杯を選ぶときのヒントにしてみてください。

飲み物よく聞く声続けるヒント
白湯「朝のお腹がほっとして、トイレに行く流れができてきた」起きてすぐ、コップ1杯をゆっくり
常温の水「冷たい水より、たくさん飲めるようになった」目につく場所にボトルを置く
温かいお茶・麦茶「食後にほっとひと息つく時間ができた」夜は麦茶に切りかえる
甘酒「午後の甘いお菓子が減った気がする」小さなコップ1杯までに
乳酸菌飲料「毎朝の1本が、体を気にかける合図になった」無糖や低糖のものを選ぶ
ピュアココア・豆乳「牛乳ではゴロゴロしやすかったけれど、豆乳なら飲めた」砂糖の入っていないココアを

声を聞いていて感じるのは、飲み物そのものより、「1杯を飲む時間」がお腹に意識を向けるきっかけになっていること。

合う1杯が見つかったら、表の右の列を参考に、量とタイミングを先に決めておくと続けやすくなります。

反対に、どれもピンとこないときは、白湯だけを1週間続けてから次の1杯を選んでも遅くありません。

飲み物腸活が続く人・続かない人によくある違い

続く人続かない人
白湯など、ひとつに絞って始めている最初から何種類も用意している
飲むタイミングが決まっている気が向いたときに飲もうとしている
お気に入りのマグカップがある飲み物を選ぶのが面倒になっている
飲めなかった日も気にしない1日忘れると、そのままやめてしまう

右の列に心当たりがあっても大丈夫。

まずは「朝の白湯1杯」だけを決めて、左の列をひとつずつまねしてみてください。

家族それぞれに合う1杯の選び方

家族おすすめの1杯気をつけたいこと
小さな子ども白湯・麦茶甘い飲み物は量を控えめに
働く世代白湯・無糖のヨーグルトドリンクコーヒーの飲みすぎに注意
高齢の家族白湯・甘酒水分不足になりやすいので、こまめに声かけ

食事を変えるのはハードルが高くても、「家族で白湯を飲む」「夫婦で寝る前にハーブティー」なら始めやすいもの。

テーブルに人数分のマグカップを並べる習慣を作ると、自然と全員が飲み物を意識するようになります。

「今日は何を飲む?」と声をかけ合うのも、楽しい腸活の時間になるはず。

子どもや高齢の家族に合わせる量と時間

子どもや高齢の家族も、選ぶ飲み物は基本的に同じで、量とタイミングを一人ずつ調整すれば十分です。

  • 子ども:甘酒や乳酸菌飲料は、大人より少なめにする
  • 子ども:酒かすの甘酒は選ばず、米麹の甘酒に
  • 高齢の家族:のどのかわきを感じにくいこともあると言われるので、時間を決めて声をかける
  • 持病で水分や糖分を制限されている家族は、医師の指示にしたがう

よくあるのが、「親に白湯をすすめても、なかなか飲んでくれない」というご相談。

そんなときは、食事のときに温かいお茶を一緒に飲む、お気に入りの湯のみを用意するなど、「飲む時間」を家族でそろえると取り入れやすくなるようです。

もっと深く腸活を学びたいなら

飲み物だけでなく食事も整えたくなったら、腸活におすすめの食べ物や腸活のやり方もあわせてご覧ください。

「人のお腹も整えてあげたい」と感じた方は、腸セラピストになるにはものぞいてみてください。

腸活の飲み物と選び方に関するよくある質問

毎日のマグカップ選びで迷いやすいところに、短くお答えします。

腸活の飲み物は、6つとも毎日飲まないといけませんか?

6つすべてを毎日飲む必要はありません。

「白湯+常温の水」の2つを土台に、気分でほかを足していけば十分です。

腸活中でも、コーヒーは飲んでいいのでしょうか?

コーヒーは1日1〜2杯までを目安に飲んでかまいません。

夕方以降は控え、空腹時より食後に楽しみましょう。

水を1.5リットル飲むのがつらいときは、どうすればいいですか?

一度に飲もうとせず、1日に分けてこまめにとれば大丈夫。

白湯・お茶・スープなども水分のうちです。

甘酒にはいろいろな種類がありますが、どれを選べばいいですか?

腸活で選ぶなら、原材料がシンプルな米麹の甘酒を。

酒かすの甘酒はアルコールをふくむことがあるので、子どもや運転前は避けましょう。

寝る前に飲むなら、どんな飲み物を選べばいいですか?

夜は麦茶やハーブティーなどノンカフェインの温かい1杯がおすすめ。

ほうじ茶にもカフェインがあるので、夕方以降は控えめにしましょう。

1杯の飲み物から始める腸活を、毎日の暮らしに溶かす

1杯の飲み物から始める腸活を、毎日の暮らしに溶かす

腸活の飲み物は、特別なものではなく「日常の延長線にあるマグカップ」そのもの。

今日から始められる小さな流れを、最後にまとめておきます。

  • 朝起きてすぐ、白湯をコップ1杯
  • 日中は常温の水をこまめに
  • 夕方以降は麦茶やハーブティーなどノンカフェインに
  • 甘酒・乳酸菌飲料・ピュアココアは1日1回のお楽しみに
  • コーヒーは1日1〜2杯、甘い飲み物はご褒美の日だけ

この5つを意識すると、飲み物が「義務」ではなく「日常の小さな楽しみ」に変わっていきます。

武田

武田

家族にもすすめたくなったら、まずは食卓に人数分のマグカップを並べて、同じ白湯を一緒に飲むところから。言葉で説明するより、そのほうがずっと伝わりやすいもの。

まずは明日の朝、お気に入りのマグカップで白湯を1杯飲むところから始めてみてください。

飲み物に慣れて食事も見直したくなったら、次は発酵食品の種類をのぞいて、甘酒やヨーグルトの仲間を食卓に広げてみましょう。

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この記事を書いた人

武田 貴美江

武田 貴美江

セラピスト歴は27年以上。腸セラピーサロン「緩(ゆるり)」を開業し、これまで8,000人以上の健康をサポート。腸セラピスト養成講座では150人以上の腸セラピストも育成。著書に『神秘の小腸力』があります。SNSでは腸に関する情報も発信中✉️✨

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