【腸のプロが教える】腸活レシピおすすめ!朝・昼・夜に10分で作れる簡単メニュー

【腸のプロが教える】腸活レシピおすすめ!朝・昼・夜に10分で作れる簡単メニュー

「腸活を始めてみたいけれど、レシピを毎日考えるのは大変そう」「凝った料理は続かないから、もっと気軽に取り入れたい」

そんなふうに感じている方も、決して少なくないのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、腸活レシピは「いつもの料理にひと品ちょい足し」するだけで十分。

菌をとる発酵食品と、菌のエサになる食物繊維を組み合わせれば、10分で作れる簡単な料理でも腸活の一品になります。

この記事では、腸活レシピのおすすめを、朝・昼・夜の場面別に、材料と作り方つきでやさしくお話しします。

セラピスト歴27年以上、8,000人以上の健康をサポートしてきた中で、続く方ほど台所の仕組みがシンプルだと感じてきたことが、このレシピを選んだ理由です。

武田

武田

私が腸セラピストとして大切にしている「凝るより、続く形を選ぶ」という視点で、台所ですぐ試せる形にしてお伝えしましょう。

料理が得意でも苦手でも大丈夫。

続けられる形を、ここから一緒にやさしく整理していきましょう。

この記事の執筆者
武田 貴美江

武田 貴美江

腸セラピー・腸もみサロン「緩(ゆるり)」主宰/腸セラピスト養成講座 講師

セラピスト歴27年以上。8,000人以上の健康をサポートし、150人以上の腸セラピストを育成。著書『神秘の小腸力』。

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目次Outline

腸活レシピは「菌+菌のエサ+水分」の組み合わせで考える

腸活レシピは「菌+菌のエサ+水分」の組み合わせで考える

はじめに、「腸活レシピ」という言葉の輪郭を、ざっくりつかんでおきましょう。

全体像が見えると、毎日の献立の組み立て方もぐっとシンプルになります。

  • 腸活レシピは「組み合わせ」で考える
  • 常備しておくと楽な腸活食材
  • 腸活レシピがラクになる台所の道具

腸活レシピは「組み合わせ」で考える

腸活レシピで大切なのは、特別な食材を買い足すことより、「菌をとる発酵食品・菌のエサになる食物繊維・水分」の3つを毎日の食卓に組み合わせて入れること。

発酵食品のように菌をふくむ食べ物はプロバイオティクス、食物繊維やオリゴ糖のように菌のエサになる食べ物はプレバイオティクスと呼ばれます。

食物繊維は、ふだんの食事で不足しやすい栄養のひとつ。

しかし、現在の日本人の食物繊維の摂取量は目標量よりも少なく、積極的に摂ることが望まれます。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」

腸活レシピは、「3点セット」でリズムを作るのがコツ。
主食+発酵食品+食物繊維の組み合わせで、毎日の食卓は腸活に近づいていきます。

食材ひとつひとつの特徴は、腸活におすすめの食べ物10選で紹介しています。

常備しておくと楽な腸活食材

次の食材を冷蔵庫や棚に置いておくと、毎日のちょい足しがぐっと楽になります。

食材保存のしかた使い方
味噌冷蔵味噌汁・味噌だれ・鍋に
納豆冷蔵(冷凍もできる)ごはん・卵焼きに
無糖ヨーグルト冷蔵朝食・おやつに
乾燥わかめ常温味噌汁・スープにそのまま
きのこほぐして冷凍汁物・炒め物・レンジ蒸しに
塩麹冷蔵レンジ蒸し・炒め物の味つけに

全部をそろえなくても、まずは味噌と乾燥わかめ、きのこの3つから始めれば十分です。

買い物のついでに、ひとつずつ足していけば大丈夫。

腸活レシピがラクになる台所の道具

腸活レシピを続けるには、料理の腕より、手に取りやすい道具がそろっていることが大切です。

この記事のレシピで使う道具を、役割ごとにまとめました。

道具使うレシピあると助かる理由
小さめの片手鍋具だくさん味噌汁、雑炊2人分の汁物がすぐ温まる
ふたつきの耐熱容器きのこの塩麹レンジ蒸し、蒸し野菜電子レンジで加熱して、そのまま保存できる
冷凍用の保存袋冷凍きのこ、味噌玉平らにして冷凍すると、使う分だけ取り出せる
計量スプーン味噌・塩麹・オリゴ糖塩分や甘さを毎回そろえやすい
土鍋または深めの鍋きのこたっぷり味噌鍋食卓でそのまま温かく食べられる

なかでも計量スプーンは、味噌や塩麹の量をそろえるのに役立つ道具。

目分量で作っていると、知らないうちに味が濃くなりやすいので、慣れるまでは量って入れるのがおすすめです。

新しく買いそろえる必要はなく、いま台所にある鍋や容器で十分。足りないものがあれば、よく作るレシピに合わせて1つずつ足していきましょう。

道具の置き場所を決めて、コンロの近くに味噌と計量スプーンを並べておくだけでも、朝の準備がぐっと早くなります。

道具がそろってくると、「今日は何を作ろう」より「どれを温めよう」と考えるだけで済む日が増えていくでしょう。

朝の腸活レシピ3品!10分で作れる材料と作り方

朝は時間がないからこそ、作り置きや「混ぜるだけ」の料理が頼りになります。

10分以内でできる、続けやすい3つのレシピをご紹介します。

  • レシピ1:具だくさん味噌汁(前夜の作り置きつき)
  • レシピ2:納豆+ねぎ+亜麻仁油
  • レシピ3:ヨーグルト+オリゴ糖+果物
  • 味噌汁や塩麹の塩分を控えめにするコツ
  • 味噌汁の具を替える7日間のアレンジ表

レシピ1:具だくさん味噌汁(前夜の作り置きつき)

朝のいちばんおすすめは、具だくさんの味噌汁で、発酵食品+食物繊維+水分が一杯にまとまります。

材料(2人分)分量
水400ml
だしパック(または顆粒だし)1袋(小さじ1)
豆腐1/3丁(約100g)
しめじ1/4パック(約25g)
乾燥わかめ小さじ1
ねぎ少々
味噌大さじ1と1/2
  1. 鍋に水とだしを入れて火にかけ、沸いたら弱火にする
  2. しめじと、さいの目に切った豆腐を入れて2〜3分煮る
  3. 火を止めて味噌を溶き入れ、わかめとねぎを加える

調理時間の目安:10分

前の晩に具を切って容器に入れておけば、朝は煮て味噌を溶くだけ。

味噌玉(味噌と乾燥わかめ・ねぎを丸めたもの)を冷凍しておけば、お湯を注ぐだけで一杯できあがります。

レシピ2:納豆+ねぎ+亜麻仁油

材料(2人分)分量
納豆2パック
刻みねぎ大さじ1
亜麻仁油小さじ1
しょうゆ(または付属のたれ)少々
  1. 納豆をよく混ぜる
  2. ねぎとしょうゆを加えてさらに混ぜる
  3. 食べる直前に亜麻仁油をかける

調理時間の目安:3分

亜麻仁油は熱に弱いので、加熱せずに食べる直前にかけるのがコツ。

付属のたれを使いきれない方は、しょうゆをほんの少しに置きかえると塩分も控えめになります。

レシピ3:ヨーグルト+オリゴ糖+果物

材料(2人分)分量
無糖ヨーグルト200g
オリゴ糖小さじ2
バナナ(または冷凍ベリー)1本(約60g)
  1. ヨーグルトを器に分けて入れる
  2. バナナを輪切りにしてのせる
  3. オリゴ糖をかける

調理時間の目安:3分

洋食派の朝にも、忙しい平日の朝にも取り入れやすい組み合わせ。

冷凍ベリーを常備しておくと、季節を問わず続けやすくなります。

朝の腸活レシピ3つの定番は、「味噌汁・納豆・ヨーグルト」。
和食派でも洋食派でも、自分の暮らしに合うひとつを選んで、まずは2週間続けてみましょう。

オリゴ糖の取り入れ方は、オリゴ糖の働きと毎日の取り入れ方もご覧ください。

味噌汁や塩麹の塩分を控えめにするコツ

味噌や漬物、塩麹には塩分がふくまれるので、その日のほかの料理と合わせて調整するのがおすすめ。

食事摂取基準(2025年版)では、食塩の1日の目標量は成人の男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とされています。

工夫やり方
具を増やす具だくさんにして、汁の量を控えめにする
だしをとるだしをしっかりとって、味噌を少し減らす
薬味を足すねぎ・しょうが・すりごまで風味を足す
たれを減らす納豆の付属のたれを半分にする
1日で調整味噌汁を飲んだ日は、漬物を少なめに

「腸活のために味噌汁を1日3杯」と増やした結果、塩辛いものが続いていた、というのはよくある失敗のひとつ。

味噌汁の具を替える7日間のアレンジ表

具だくさん味噌汁に慣れてきたら、具の組み合わせを日替わりにすると、同じレシピでも飽きずに続けられます。

レシピ1の豆腐・しめじ・わかめの代わりに、次の組み合わせを入れてみてください。

どの組み合わせも、レシピ1と同じく10分ほどで作れる量にしてあります。

曜日具の組み合わせ(2人分)下ごしらえのコツ
月玉ねぎ1/4個+乾燥わかめ小さじ1玉ねぎは薄切りにして、やわらかくなるまで煮る
火えのき1/4袋+油揚げ1/2枚油揚げは細切りにして、そのまま鍋へ
水ごぼう1/4本+にんじん1/4本ささがきにして水から煮ると、甘みが出る
木なめこ1/2袋+オクラ2本オクラは小口切りにして、最後に加える
金キャベツ1枚+しめじ1/4パックキャベツはざく切りにして、さっと煮る
土大根2cm+大根の葉少々大根は薄いいちょう切りにして、火の通りを早く
日味つけなしのもずく50g+溶き卵1個もずくは火を止める直前に入れ、卵は回し入れる

だしと味噌の量はレシピ1と同じで、具の量だけを入れかえれば大丈夫。

根菜の日は煮る時間が少し長くなるので、前の晩に切っておくと、朝の10分に収まりやすくなります。

具を替えると、菌のエサになる食物繊維の種類も自然と増えていきます。冷蔵庫に残っている野菜で組み合わせを考えるのも、腸活レシピの楽しみ方のひとつです。

家族に好きな具を1つずつ選んでもらうと、「明日は何の味噌汁?」という会話も生まれるもの。

具の大きさを同じくらいにそろえて切っておくと、火の通りが均一になり、朝の段取りもラクになります。

昼の腸活レシピ!お弁当・コンビニ・外食のちょい足し

昼の腸活レシピ!お弁当・コンビニ・外食のちょい足し

昼食は外で食べる方も多く、選び方の工夫が腸活のポイントになります。

お弁当の一品と、コンビニや外食での組み合わせをご紹介します。

  • お弁当に入れたいきのこの塩麹レンジ蒸し
  • お弁当に腸活おかずを詰めるコツ
  • 外食でのちょい足し
  • コンビニの組み合わせ
  • サラダボウルランチ
  • 昼食ローテーション表
  • 外食が多い週の家とのバランスのとり方

お弁当に入れたいきのこの塩麹レンジ蒸し

材料(2人分)分量
しめじ・えのきなど好みのきのこ合わせて200g
塩麹大さじ1
ごま油小さじ1
  1. きのこの石づきを取ってほぐし、耐熱容器に入れる
  2. 塩麹とごま油をからめ、ふんわりラップをする
  3. 電子レンジ(600W)で3分ほど加熱し、全体を混ぜて冷ます

調理時間の目安:5分

塩麹は発酵調味料で、うま味のある、やさしい味つけになります。

作り置きする場合は、清潔な容器に入れて冷蔵し、2〜3日を目安に早めに食べ切りましょう。

お弁当に腸活おかずを詰めるコツ

きのこの塩麹レンジ蒸しのような作り置きは、詰め方を少し工夫すると、お昼になってもお弁当でおいしく食べられます。

  1. おかずはしっかり冷ましてから詰める
  2. 汁気はキッチンペーパーで軽くきってから入れる
  3. ごはんはもち麦入りにして、主食から食物繊維を足す
  4. 漬物やキムチは汁が出ないよう、小さなカップに分ける

お弁当箱の場所ごとに、詰めやすい腸活おかずをまとめました。

お弁当の場所詰めやすい腸活おかず
主食もち麦ごはん、海苔を巻いたおにぎり
メインの横きのこの塩麹レンジ蒸し、根菜と豆の煮物
すき間ゆでたブロッコリー、ひじきの煮物
別の容器無糖ヨーグルト、カットした果物

夏場や持ち歩く時間が長い日は、保冷剤を添えるなど、温度にも気を配ってください。

スープジャーがあれば、朝の味噌汁を多めに作って入れていくのも、温かい昼ごはんになるひと工夫。

お弁当は「主食・作り置き1品・すき間の野菜」の3つで考えると、詰める順番に迷いません。前の晩に作り置きを1品決めておけば、朝は詰めるだけで済みます。

お弁当箱に詰めきれなかった作り置きは、その日の夕食の小鉢に回せば、無駄なく食べ切れるもの。

外食でのちょい足し

定食を選ぶときは、味噌汁+おひたし+小鉢が付くものを意識してみましょう。

ラーメンやパスタの単品より、定食型のほうが自然と腸活の組み合わせになります。

武田

武田

サイドメニューで「サラダ追加」や「味噌汁追加」ができるお店も増えてきたので、ぜひ意識して頼んでみてください。

コンビニの組み合わせ

おにぎり+カットサラダ+ヨーグルトの3点セットで、十分な腸活ランチに。

「もち麦おにぎり」「海藻サラダ」「カップの味噌汁」を選ぶと、食物繊維と発酵食品をそろえやすくなります。

最近はコンビニにも、腸活に取り入れやすい食品が増えてきました。

サラダボウルランチ

葉物野菜+豆+海藻+ゆで卵+オリーブオイルを混ぜるだけのサラダボウル。

15分で作れて、食物繊維をまとめてとりやすい実用レシピです。

玄米やもち麦を少量加えると、満足感もぐっと高まるはず。

昼食ローテーション表

1週間続けやすい組み合わせを、表に整理しておきます。

パターン主食副菜発酵食品
定食型ごはん味噌汁+おひたし納豆/漬物
サラダ型雑穀ごはん葉物+豆+海藻ヨーグルト
うどん型うどんわかめ+ねぎ味噌汁
お弁当型ごはんきのこの塩麹レンジ蒸し塩麹
コンビニ型おにぎりカットサラダヨーグルト

パターンを曜日で割り当てると、献立を考えずに済んで楽。

同じパターンでも、副菜の野菜を週替わりで変えていけば、飽きずに続けられます。

外食が多い週の家とのバランスのとり方

外食が多い週でも、定食型・サラダ・スープを中心に選べば、腸活の組み合わせはつくれます。

そのうえで、家と外でゆるく役割を分けておくと続けやすくなるもの。

場面ゆるい工夫
家の朝ヨーグルトか納豆を1つだけ
外の昼定食にするか、サイドに味噌汁やサラダを足す
外の夜鍋や焼き魚の定食など、野菜が入るものを選ぶ
週末味噌汁や煮物を多めに作り、平日の朝に回す

「外食続きで腸活ができなかった」と落ちこむより、「外食でも腸活はできる」と知っておくほうが、外食の週も罪悪感なく楽しめます。

夜の腸活レシピ3品!お腹を温める鍋・煮物・蒸し野菜

夜は消化にやさしく、お腹を温めるレシピを意識したい時間帯。

翌朝のリズムも考えた、3つのレシピをお話しします。

  • レシピ1:きのこたっぷり味噌鍋
  • レシピ2:根菜と豆の煮物(保存の目安つき)
  • レシピ3:蒸し野菜の味噌ごまだれ
  • 味噌鍋の残りで作る翌朝の雑炊
  • 夕食後の過ごし方とお腹のケア

レシピ1:きのこたっぷり味噌鍋

材料(2人分)分量
しめじ・えのき・舞茸・しいたけ合わせて300g
豆腐1/2丁
鶏もも肉150g
ねぎ1/2本
水600ml
だしパック(または顆粒だし)1袋(小さじ1)
味噌大さじ2〜3
  1. 鍋に水とだしを入れて火にかけ、ひと口大の鶏肉を入れて煮る
  2. きのこと豆腐、斜め切りのねぎを加えて5分ほど煮る
  3. 火を弱めて味噌を溶き入れ、ひと煮立ちする前に火を止める

調理時間の目安:20分

食物繊維と水分がたっぷりとれて、お腹がぽかぽか温まる定番レシピです。

味噌は煮立てすぎないほうが、風味が残りやすくなります。

レシピ2:根菜と豆の煮物(保存の目安つき)

材料(2人分)分量
大根5cm(約150g)
にんじん1/2本
ごぼう1/3本
大豆の水煮100g
だし200ml
しょうゆ大さじ1
みりん大さじ1
  1. 大根とにんじんはいちょう切り、ごぼうは斜め薄切りにする
  2. 鍋にだしと野菜を入れ、やわらかくなるまで10分ほど煮る
  3. 大豆・しょうゆ・みりんを加え、汁気が少なくなるまで煮る

調理時間の目安:20分

多めに作って、清潔な容器で冷蔵し、2〜3日を目安に食べ切りましょう。

市販の水煮大豆やカット野菜を使えば、忙しい日でも手軽に作れます。

レシピ3:蒸し野菜の味噌ごまだれ

材料(2人分)分量
ブロッコリー1/2株
にんじん1/2本
じゃがいも1個
味噌大さじ1
すりごま大さじ1
砂糖小さじ1/2
お湯小さじ2
  1. 野菜をひと口大に切り、耐熱容器に入れて水大さじ1をふる
  2. ふんわりラップをして、電子レンジ(600W)で5分ほど加熱する
  3. 味噌・すりごま・砂糖・お湯を混ぜたたれを添える

調理時間の目安:10分

シンプルなのに満足感が高く、消化の負担も穏やかな一品です。

夜の腸活レシピは「温かい・やわらかい・繊維たっぷり」の3条件。
寝る3時間前までを目安に、消化を急がせない時間設計で楽しんでみましょう。

味噌鍋の残りで作る翌朝の雑炊

レシピ1のきのこたっぷり味噌鍋が残ったら、翌朝は雑炊にすると、温かい朝ごはんが5分でできあがります。

材料(2人分)分量
味噌鍋の残りのスープと具400mlほど
ごはん(冷やごはんでも可)茶わん1杯(約150g)
卵1個
刻みねぎ少々
  1. 残ったスープと具を鍋に入れて温め、味が濃ければ水を少し足す
  2. ごはんを入れて、ほぐしながら2〜3分煮る
  3. 溶き卵を回し入れてふたをし、火を止めてねぎを散らす

調理時間の目安:5分

鍋の残りは、冷めたら清潔な容器に移して冷蔵し、翌日のうちに食べ切りましょう。

スープが煮詰まって塩気が強くなっているときは、水を足してから味をみると、塩分も控えめになります。

武田

武田

前の晩の鍋が翌朝の1杯に変わると、朝の台所がぐっと気楽になるもの。お腹が冷えやすい季節の朝にこそ、ためしてほしい組み合わせです。

雑炊にするときは、きのこを少し刻んでおくと、子どもや高齢の家族も食べやすくなります。

ごはんの代わりにゆでうどんを入れれば、同じ手順でやさしい朝ごはんに。

夕食後の過ごし方とお腹のケア

夕食のあとすぐに横になるより、少しゆっくり過ごしてからお風呂に入りましょう。

寝る前、布団の中でお腹に手を当てて深呼吸すると、一日の終わりに体の力が抜けていきます。

お腹に触れるのは食後すぐではなく、食後1〜2時間はあけてから行うのがポイントです。

寝る前のケアの手順は、寝ながらできるセルフ腸もみで紹介しています。

腸セラピーの視点で、腸活レシピは「続けるための仕組み」

腸セラピーの視点で、腸活レシピは「続けるための仕組み」

これまでの現場で多くのお客様を見てきて感じるのは、「凝ったレシピを試す方」より「シンプルなレシピを続ける方」のほうが、お腹のリズムを整えやすいということ。

  • 続けるための3つの工夫
  • 週末30分の作り置きと、続けた方の声
  • 料理が苦手な人の「切らない」腸活
  • 続いている人の台所によくある工夫
  • 発酵食品は週ごとに入れ替える
  • 子どもと一緒に食べるときの気づかい
  • 甘いものが欲しいときの甘酒ヨーグルト
  • もっと深く知りたくなったら

続けるための3つの工夫

  • 食材を週末にまとめて買う
  • 味噌汁や煮物を多めに作って、2日に分けて食べる
  • 納豆とヨーグルトを切らさない

こうした「仕組み」を整えると、レシピは気合いに頼らず、自然と続いていきます。

毎週の買い物リストに「味噌・納豆・ヨーグルト・きのこ・葉物」と書いておくだけでも、献立を考える手間がぐっと減るでしょう。

週末30分の作り置きと、続けた方の声

平日のレシピをラクにするには、週末に30分だけ「下ごしらえの時間」をとるのが近道です。

よくある30分の流れを、取りかかる順番どおりの手順にしてみました。

  1. きのこ2〜3パックをほぐし、保存袋に入れて冷凍する
  2. 味噌と乾燥わかめ・ねぎを1杯分ずつ丸めた味噌玉を、1週間分作って冷凍する
  3. 根菜と豆の煮物を多めに作り、2〜3日で食べ切る分を冷蔵する
  4. 葉物はゆでて食べやすく切り、小分けにして早めに使い切る

味噌玉は冷凍しておけるので、お椀に入れてお湯を注ぐだけで、朝の1杯ができあがります。

サロンのお客様から、作り置きを続けたあとによく聞くのは、こんな声。

続けた期間よく聞く声
1週目「日曜の30分はめんどうだったけれど、平日の朝がびっくりするほどラク」
2〜3週目「冷凍庫に味噌玉があると思うだけで、朝の気持ちに余裕ができた」
1か月「朝の温かい味噌汁が習慣になって、お腹を気にかける時間が増えた」

感じ方には個人差がありますが、作り置きが続いた方ほど、「料理の腕より、準備の仕組みが大事だった」と話してくださいます。

30分がむずかしい週は、きのこを冷凍するだけでも十分。できる準備をひとつ残しておくことが、平日の腸活レシピを支えてくれます。

作り置きを始めるなら、まずは今週末、きのこ1パックをほぐして冷凍するところから。

冷凍したきのこは凍ったまま鍋に入れられるので、味噌汁にも雑炊にもすぐ使えて便利です。

料理が苦手な人の「切らない」腸活

料理が苦手でも、混ぜるだけ・温めるだけのレシピで立派な腸活になります。

大切なのは凝ることではなく、市販のカット野菜や冷凍食品も使いながら、続く形を選ぶこと。

使うもの包丁を使わずにできる一品
カット野菜袋のまま電子レンジで温め、味噌ごまだれをかける
冷凍ほうれん草カップの味噌汁にそのまま入れる
大豆の水煮市販のスープに加えて温める
もずく酢・めかぶパックのまま、ごはんの横に添える
乾燥わかめおにぎりやスープにそのまま混ぜる

「包丁を出すのが面倒で、結局なにも作らなかった」という日こそ、袋やパックのまま使える食材が助けになるはず。

続いている人の台所によくある工夫

腸活の食事が続いている方の台所には、こんな工夫がよく見られます。

  • 冷凍庫に、ほぐしたきのこと味噌玉が常にある
  • 味噌汁の具を「月曜はわかめ、火曜はきのこ」と決めている
  • 家族の好きな料理に、きのこや海藻をこっそり足している
  • 作れない日は、カップの味噌汁とおにぎりで十分と割り切っている

どれも特別なことではなく、「頑張らなくても続く形」を自分なりに見つけているのが共通点。

感じ方には個人差がありますが、無理のない工夫ほど、長く続いていくものです。

発酵食品は週ごとに入れ替える

毎日同じ腸活レシピを食べても問題ありませんが、発酵食品の種類は週ごとに入れ替えるのがおすすめ。

味噌・納豆・ヨーグルト・キムチを順番に回すと、自然といろいろな食材に出会えます。

週主役の発酵食品合わせやすいレシピ
1週目味噌具だくさん味噌汁、きのこたっぷり味噌鍋
2週目納豆納豆+ねぎ+亜麻仁油、納豆ごはん
3週目ヨーグルトヨーグルト+オリゴ糖+果物、甘酒ヨーグルト
4週目キムチ・塩麹きのこの塩麹レンジ蒸し、キムチを少し添えた定食

よくあるのが、「体によいと聞いたヨーグルトを、同じ商品だけ毎朝食べ続けていた」というパターン。

「同じものを毎日」より「いろいろを少しずつ」を、台所の合言葉にしてみてください。

子どもと一緒に食べるときの気づかい

味噌汁・納豆・ヨーグルトは、家族みんなで取り入れやすい食材です。

ただ、子どもに出すときは、大人と同じ味つけや量にしないことを意識しておきたいもの。

  • 1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを与えない
  • キムチや辛い食材は、マイルドなものを選ぶか大人の分だけにする
  • 味つけは大人より薄めにし、量も少なめから
  • アレルギーがある場合は、医師の指示にしたがって食材を選ぶ
この記事のレシピ子ども向けのひと工夫
具だくさん味噌汁具を小さめに切り、味噌は少なめに
納豆+ねぎ+亜麻仁油ひきわり納豆にして、ねぎは少なめに
ヨーグルト+オリゴ糖+果物果物を多めにして、甘さを果物で出す
きのこの塩麹レンジ蒸しきのこを細かく刻んで、ごはんに混ぜる

よくあるのが、「体によいから」と大人と同じキムチを出して、辛くて食べてもらえなかったという話。

甘いものが欲しいときの甘酒ヨーグルト

材料(2人分)分量
無糖ヨーグルト200g
米麹の甘酒大さじ4
きな粉小さじ2
  1. ヨーグルトを器に分けて入れる
  2. 甘酒をかけて軽く混ぜる
  3. きな粉をふる

調理時間の目安:3分

米麹の甘酒はやさしい甘みがあるので、砂糖を使わずにおやつ感覚で楽しめます。

甘酒は糖分もふくむので、量は控えめにしておきましょう。

もっと深く知りたくなったら

発酵食品の働きをくわしく知りたくなったら、発酵食品が腸にうれしい理由をご覧ください。

飲み物の選び方は、腸活におすすめの飲み物で紹介しています。

武田

武田

「自分の食卓だけでなく、人のお腹も支えたい」と感じた方には、腸のしくみから学び、人に伝える立場へ進める腸セラピスト養成講座もご用意しています。

腸活レシピと続け方に関するよくある質問

作り置きや塩分、外食の週の過ごし方など、台所で迷いやすいことに短く答えます。

毎日同じ腸活レシピを食べ続けても、大丈夫ですか?

同じでも問題ありませんが、発酵食品の種類は週ごとに入れ替えるのがおすすめ。

いろいろを少しずつ、を意識してみてください。

作り置きの腸活おかずは、何日くらいで食べ切ればいいですか?

清潔な容器に入れて冷蔵し、2〜3日を目安に食べ切りましょう。

においや見た目が気になるときは、無理に食べないでください。

料理が苦手でも、腸活レシピを続けられますか?

料理の腕は関係なく、混ぜるだけ・温めるだけのレシピでも立派な腸活になります。

カット野菜や冷凍食品も上手に使ってください。

塩分が気になるときは、どんな工夫ができますか?

味噌や漬物の塩分は、その日のほかの料理と合わせて調整しましょう。

具だくさんにして汁を控えめにしたり、だしや薬味を足したりするのもおすすめ。

外食が多い週でも、腸活の食事は続けられますか?

外食でも、定食型・サラダ・スープを中心に選べば腸活の組み合わせになります。

家ではヨーグルト1つ、くらいのゆるい工夫で十分です。

腸活レシピは凝るより「続く工夫」で、毎日に育てていくもの

腸活レシピは凝るより「続く工夫」で、毎日に育てていくもの

腸活レシピは、特別な料理ではなく、毎日の食卓に少しずつ溶け込ませる小さな組み合わせです。

今日からひとつだけ取り入れたい組み合わせを、最後にまとめておきます。

  • 朝:具だくさん味噌汁+納豆ごはん、またはヨーグルト+バナナ
  • 昼:定食型か、きのこの塩麹レンジ蒸しのお弁当
  • 夜:きのこ味噌鍋か根菜と豆の煮物、蒸し野菜の味噌ごまだれ
  • おやつ:甘酒ヨーグルト
  • 常備:味噌・納豆・ヨーグルト・乾燥わかめ・冷凍きのこ

無理に新しい料理を覚えるよりも、いつもの食事に1品ちょい足しを重ねるほうが、結果的に長く続く形になっていきます。

次に献立を見直すときは、昼の外食の選び方も一緒に考えてみると、1日全体の組み合わせが見えてくるはず。

武田

武田

まずは今週、冷蔵庫に味噌と乾燥わかめ、きのこの3つをそろえて、明日の朝の味噌汁に足すところから始めてみてください。

続けるコツは、腸活が続かないときの小さなコツにもまとめています。

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この記事を書いた人

武田 貴美江

武田 貴美江

セラピスト歴は27年以上。腸セラピーサロン「緩(ゆるり)」を開業し、これまで8,000人以上の健康をサポート。腸セラピスト養成講座では150人以上の腸セラピストも育成。著書に『神秘の小腸力』があります。SNSでは腸に関する情報も発信中✉️✨

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